整体お役立ち情報③
★五十肩かな?(五十肩の前段階くらいの軽いもの)
昔から四十腰五十肩といって、それくらいの年齢になると腰や肩に異変が起きる事が多いようです。
正式には肩関節周囲炎と言います。肩の関節は骨、軟骨、靭帯、腱などで構成されていますが、これらの組織が老化して炎症を起こし肩関節の関節包が狭くなり、痛みや動きに制限が起きている状態です。はっきりとした原因は分からないようです。
◆何か腕が挙げにくい、肩や上腕も少し痛い・・・。
この段階では炎症は起こしていないと思われます。無理をしない範囲でストレッチなどをしていく事で、可動域も広がり元に戻る事もあります。
私も数年前に経験しました。左肩の動きに制限が出てきて、ベッドの下の隙間を雑巾がけしようとすると肩が思うように動かず腕が挙がりきらなくなりました。
日常生活や仕事に支障はないものの、これで固まってしまっては大変だと思い毎日ストレッチしました。
先ず制限のない方向へ動かします。それから制限のある方向へゆっくりと動かしていきます。ここまでは動く、でもここからは痛い、というところまできたらそこでキープします。
ちょっと痛い・・・くらいで充分です。ストレッチの後に痛みが残っても長引かないなら大丈夫ですが、痛みが長く続いたり強くなった場合はやり過ぎですので、加減に気を付けて下さい。毎日ストレッチをしていると可動域が広がってきますので、少しずつ大きく腕を動かす事ができるようになっていきます。
炎症の無い五十肩の前段階くらいの状態なら、数ヶ月くらいで元に戻る事もあるでしょう。私の場合は8ヶ月かかりました(*´з`)
あくまでも炎症が無い状態での事なので、そこをお気を付け下さいね。本格的な五十肩については次回に続きます!